村を復興させるため、姉妹たちは自ら娼婦となって冒険者を村に呼び込み、娼館の収入で傭兵を雇い、村の近くにある未開拓の迷宮を探索させるという大胆な計画を実行します。ダンジョン探索で手に入れた宝を使って村や娼館を拡張し、施設の充実や新たな村人の誘致を進めることで、村は徐々に発展していきます。
ゲームの進行は、村の開発や娼館の拡張、傭兵の雇用・強化などを行う「村フェーズ」と、傭兵がダンジョンで連続する戦闘を繰り返す「ダンジョンフェーズ」に分かれています。
ダンジョン攻略はノンフィールド型で、マップを歩くのではなく、次々と現れる敵を倒していく形式です。戦闘で得た装備や資金を使い、さらに強力な傭兵を雇って迷宮の奥深くを目指します。
エッチシーンは主に娼館での奉仕が中心で、ヒロインたちは性におおらかで自ら身体を売ることを厭わず、村の復興のために積極的に働きます。シーン数はやや少なめですが、テキストやイラストのクオリティは高く、オーソドックスな内容が楽しめます。
全体として、『迷宮村の娼館村長』は村の発展とダンジョン攻略が主軸となるサイクル型RPGで、娼館経営要素はタイトルほど強くなく、むしろダンジョン探索や装備収集、村の成長を楽しむ作品となっています。ハクスラ要素や成長の実感を味わいたいプレイヤーにおすすめの同人ゲームです。
『かつて勇者だった妻達へ』は、有名サークル「ぺぺろんちーの」が制作した人妻NTR系作品で、過去作である「冒険者育成学校へようこそ！」に登場した人気ヒロインたちの10年後を描くクロスオーバーRPGです。
魔王を討伐してから10年の歳月が流れ、剣士サユキ、拳闘士リィ、魔法使いキーラ、神官グレースといった元勇者パーティーのメンバーたちは、それぞれ家庭を持つ人妻として幸せに暮らしていました。しかし占い師ライアンが新たな魔王の誕生を予見したことで、彼女たちは再び戦場へと呼び戻されることになります。
本作の最大の特徴は、ヒロインを一時的に超強化する禁術「ベルセルクル」システムです。この力を使用した代償として、ヒロインたちとの儀式が必要となり、そこから純愛と淫欲の二つのルートに分岐していきます。ゲームシステムとしては、宝箱から装備を掘り当てるトレジャーハント要素や、外見と性能が変化するジョブチェンジシステムが実装されており、ダンジョン探索RPGとしての遊び応えも十分です。
